
この時期になりますと、引退という言葉をメディアなどで良く目にする事が多くなります。
スポーツ選手には必ずといっていい確立で訪れるのが引退です。
特にプロという世界で生きている人間には100%の確率で訪れるでしょう。
その引退に対しては人それぞれ考えや美学などがあると思います。
どれも皆さんが真剣に取り組んできた証の1つの形だと思います。
今もコメンテーター等で活躍をされている野村克也さん。通称ノムさん。
ノムさんが引退をしたのは球団を渡り悪き最後は西武ライオンズでした。
年齢は45歳を迎えていましたがいまだ現役バリバリの雰囲気を漂わす選手でした。
そんなノムさんが引退と決断したのは阪急との試合でした。チャンスの場面で26年間の現役生活で初めて代打をお送られその選手が凡打した際に「俺だったら打っていた。ざまぁ見ろ」と思ったそうです。
そこでノムさんはチームが勝つためにチームが代打の選択をしたのに、心から応援出来なかった事がチームに必要な選手で無いと感じ引退を決意したそうです。
引退というと身体的な理由が多くあげられるケースがありますが最終的には心なのかもしれないとこのエピソード聞いた時に思いました。
今年も数多くの方が引退します。アスリートからアーティストまで様々だと思います。
その引退した選手の背景に触れてみるのもおもしろいかもしれません。